理学部/理学研究科トピックス

英国科学雑誌 Nature オンライン速報版 2013年 1月14日 公開

 骨粗鬆症やがん転移に関与する分子モーターの回転の仕組みを解明
   −明らかになった構造と動作原理に基づいた治療薬の開発が可能に−

            理学研究科 化学コース  村田 武士

本研究科の村田武士特任准教授のグループは,
タンパク質ナノモーターであるV型ATPaseの回転分子モーター部分の
回転の仕組みを世界で初めて解明しました。

この研究結果は骨粗鬆症やがんなどの疾病に関与する
V型ATPaseを阻害する方法の予測が
可能となり、
立体構造に基づいた治療薬の創製に繋がるものと期待されます。

この研究の論文は英国科学雑誌 Nature オンライン速報版 に掲載されました。

プレスリリース