理学部/理学研究科トピックス

米国科学雑誌 Science(サイエンス) 2011年10月21日 記載

  改造した質量分析装置を使って超分子膜タンパク質の構造情報を捉えた!
        

                      理学研究科 化学コース  村田 武士

本研究科の村田武士特任准教授は、
英国オックスフォード大学のキャロル•ロビンソン教授らとの共同研究により、
改造した質量分析装置を使って、超分子膜タンパク質であるV型ATPaseのサブユニット構成や
結合している脂質などの詳細な構造情報を得ることに世界で初めて成功しました。
質量分析が難しいとされていた超分子膜タンパク質でも、
装置の改造と測定条件の調整により解析が可能であることを示すことができました。


この研究の成果は、2011年10月21日発行の米国科学雑誌「Science」に記載されました。

プレスリリース